どこまでもまっすぐに 田中將介(^^)

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どこまでもまっすぐに 田中將介

おもしろいことは言えません。 しかし、誰かがおもしろいことを言ったことに対しては、ものすごい勢いで笑います。そんな人間です。Twitter:@ethicalmasa

誰でも写真が撮れる時代における「良い写真」とはなにか

プロ写真家 ハービー山口の良い写真とは?

 

matome.naver.jp

 

プロカメラマンが周りに増えてきたのですが、最近は取材なども一人で完結するようになってきて、皆が一眼をもてばいい写真がとれる!

なんて考える人もいるのではないでしょうか。

 

けれど、プロカメラマンたちとフォトワークショップをしたことで

その概念はなくなりました。

そして良い写真、悪い写真がなんとなくですが、わかるようになってきたんです。

 

そんなとき、山口さんが定義を残されていたので引用します。

 

量が多いので、1ページ分だけ引用しておきます!

 

 

続けることが大切だ。撮れなからといってあきらめてはいけない。やっと撮れて偶然撮れてその積み重ねの上に写真家は存在している。時間がかかっても良いではないか!

 

 

良い写真とは?その2、見る人に元気や勇気を与えてくれる写真。

 

一瞬をきりとってくれるのが写真にしかない良さですよね。

良い写真とは?、その3、自分が知らなかったこと、新しいことに気付かせてくれる写真。

 

 

 

良い写真とは?その4、ものごとの本質、真理を語っている写真。

 

良い写真とは? その5、ポートレートの場合被写体と撮影者との関係性が見えてくる写真。つまりその撮影者にしか見せない表情を捉えた写真。言い替えれば、その撮影者にしか見えない表情を捉えた写真。

 

 

良い写真とは?その6。ポートレートの場合被写体となっている人が、それまでどう生きてきたかまでを感じさせる写真。

 

 

良い写真とは?その7、テクニックは大切ですが、それに加えて写真家の人格をぶつけて撮れた写真。この人格があってこの写真が撮れたんだなと納得する写真。

 

良い写真とは?それぞれの立場によって様々な答えがありますが、その8、打算無くただ撮りたいという衝動にかられて撮った写真。

 

良い写真とは?その2とかぶりますが、その9。疲れ弱った心に一条のひかりを与え、生きてみようと思わせてくれる写真。

 

良い写真とは?その10。全ての写真には当てはまらないと思いますが、クラシックなのにアバンギャルドに見えたり、またアバンギャルドなのにクラシックに見えたりもする写真。たまにこうした作品に出会いますが手法を越えたところで心に訴えてきます。一つの到達点でしょうか。

 

良い写真とは?その11、かつて20代の頃、人並みに寂しかった時に、幸せそうな人や、美しい人々や光景の写真を撮ることで、僕自身が救われてきたけれど、今、そうした写真で誰かを救えたらなと思います。

 

良い写真とは、その13。私の場合、人々にポジティブな気持ちを喚起させる写真。

 

良い写真とは、その14?、何処かで、 誰かに必要とされている写真。

 

良い写真とは。その13?撮る側からすると、自分しか撮れない写真の追及である。

 

良い写真とは、その14。全てに当てはまるかは?でも、流行や時代の流れを越えて長く残っていく写真。

 

良い写真とは。その15。どんな写真を撮ったか。それは写真家がどんな被写体を見つけたかにより、それはにどんな好奇心、テーマを持っているかにより、それはにどんな精神性を持っているかにより、突き詰めるとどんな人間なのかにたどり着く気がする。

 

良い写真とは、その15? 写真家のセンスとは、被写体にどれだけの物語性を見つけ感じとれるかだ。

 

良い写真とは?その17?。僕がプロとして仕事がもらえたのは30歳近く。それまではどこか極貧を若さで楽しみつつ、撮りたいロンドンの街や人々を懸命に撮っていた。プロだと収入の良い撮影をつい優先してしまいがち。振り返ると「収入ではなく撮りたい写真」を沢山撮れて良かったと気付く。

 

良い写真とは、その14?。昨日キヤノンで瀬戸正人さんと講座を開きました。残った言葉は、1、全ては自身の心に聞け。2、発表された写真は、作家から離れ、見た人のものになって心にしまわれる。

 

良い写真とは、その15、本日は赤レンガ倉庫のイベントで細江英公氏、飯沢孝太郎氏、後藤繁雄氏らと講評会に参加中です。その中で細江氏の言葉「表現者の仕事とは、あなただけしか出来ないことの追及である。その覚悟がなければ、どこにでもある写真で終わってしまう」

 

良い写真とは、その17?かつて植田正治さんが「東京に来る度に新しいデザインの服を何着も買うんです。それを着ることで現代に生きる自分になれるんです!」と仰ったのを覚えています。人それぞれの新陳代謝方法があるんですね。

 

良い写真とは?その185秒間以上じっくりと見続けるこてが出来る写真。

 

良い写真とは?その19。見た人の心のひだに記憶され、その人の人生に何らかの影響を与えた写真。

 

良い写真とは?その20。やはりどんな人にも人間力が問われますね。自分を俯瞰して冷静に行動することが必要です。たとえ自分が正しくとも自己を主張するだけでは不十分だなと最近思います。人間力については会う人すべてから何かしらを学べるんですね!

 

 

良い写真とは?その21、「パッと見は凄く目立つけれど、本当に心から感動するものってあんまりないじゃない!」とは、むかし誰かが素人ながらに私に良く言っていた言葉だ。成る程パッと見は必要だけど、肝心の中身がないと駄目だよな、と高校生だった私はどこか納得していた。

 

良い写真とは?その22。「ポートレートの場合、頭上にスペースを開けると希望が写り、逆に足元まで入れるとリアリティーが写る」と思っています。

 

 

 

良い写真とは?その23。せっかく近くまで寄って人物のアップを撮らせて頂いたけど、近寄り過ぎてかえって本質が写らなかったこともありました。時に引くセンスが必要で、まず自分の立ち位置から一枚です。

 

 

 

良い写真とは?その24,。我々は、自分の作品について立派なステートメントを要求されるわけですが、よし!純粋に、謙虚に、明日に向かって強く生きるぞ!という気持ちを起こさせる表現物を創ることが、一番大切なんと思います。